速報とは

地震という自然災害

緊急地震速報とは日本の気象庁が中心となって提供している地震情報である。地震波には、初期振動であるP波(Primary Wave)とS波(Secondary Wave)の2種があります。 そこでこの仕組みを利用し、P波の小さな揺れを感知し大きなゆれであるS波が来る前に速報として、周辺住民に情報を届ける事が緊急地震速報の概要です。もちろんこの技術も万全という訳ではなく過去に誤報を出した事もあります。なお技術的な問題としては、@地震速報の配信が大きな揺れの到達まで間に時間的な要因で間に合わない場合があります。A直下型地震の場合や震源に近い地域の場合、P波とS波の到達時間の差がほとんどないため、@と同様に大きな揺れが到達する前に緊急地震速報を伝達できない可能性があります。B地震到達までの時間や、震度の推定に誤差が生じる場合があります。緊急地震速報で観測されたデータと実際の震度では、およそ±0.5〜0.6程度の誤差が生じているという結果が出ています。なお、震源の深さが150kmより深い地震については、緊急地震速報の震度予測の誤差が距離が長いため他システムとの連動は行っておりません。なお、P波とS波の揺れ方の違いは地震の揺れは、震源から波紋のように波(震源波)として伝わってきます。震源波には、速度が速いP波(初期微動)と、速度は遅いが大きな揺れを起こすS波(主要動)の2種類があります。地震による被害は主にS波によるケースが多い様です。ちなみに緊急地震速報では「これから数秒〜数十秒後に、ここに強い地震がおこります」という内容がしらされるため、パニックを生み出すという可能性も秘めています。たとえば大型施設・お店編ではおおぜいの人々が一斉に非常口に殺到したり、自動車運転中であれば急ブレーキをかけ、玉突きを誘発する危険性などが示唆されておりますが、使い方によっては非常に身を守るに当たって有効な情報になりますので、特にお年寄りや体の不自由なかたがいらっしゃる場合は早めの導入をお勧めいたします。